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歯の知識

フッ素の利用方法について

むし歯予防のためのフッ素の利用方法についてはいろいろな方法があります。年齢や生活習慣に合わせ、組み合わせて利用するとより効果的です。

1.フッ素入り歯磨き剤

写真:1

市販されている歯磨き剤の多くにはむし歯予防のための成分としてフッ素が配合されています。配合されているものには

  • フッ化ナトリウム(NaF)
  • モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)
  • フッ化第一スズ SnF2

のいずれかが表示されています。

  1. フッ素の濃度:100〜1000ppm
  2. 効果的な使用頻度:1日1回以上の使用が効果的です。
  3. 対象年齢:全ての年齢層での使用が効果的です。
  4. 予防効果:使わない場合に比べて20〜25%抑制されるとの報告が多いようです。
  5. 利点:家庭で手軽に行えるので応用の頻度を多くすることが簡単です。

2.フッ素塗布

写真:2

歯科医院や保健所専門家などにおいて(歯科医師や歯科衛生士)が比較的濃度の高いフッ化物の溶液やゲルを綿球や歯ブラシあるいは塗布用のトレーなどを使って歯に塗布する方法です。フッ化ナトリウム、酸性リン酸フッ素溶液(APF、フッ化第一スズが使われます。

  1. フッ素の濃度9000ppm
  2. 効果的な使用頻度として年2〜4回の塗布が効果的です。
  3. 対象年齢:主として乳幼児が対象です。
  4. 予防効果:塗布しない場合に比べて20〜25%抑制されるとの報告があります。
  5. 利点:乳歯に応用でき、利用回数が少なくて済みます。
  6. 欠点:専門家しか使用できず、費用がかかります。

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3.フッ素洗口

写真:3

全国各地の幼稚園・保育園や小中学校で行われている方法です。濃度の薄いフッ化物の溶液で1分間洗口するものです。フッ化ナトリウム溶液やリン酸酸性フッ素溶液が使われます。

  1. フッ素の濃度:100〜900ppm
  2. 効果的な使用:頻度1日1回法から週1回法があります。
  3. 対象年齢全ての年齢層で応用できます。(洗口できない4歳以下の場合は歯ブラシによる付け磨きの方法もあります。)
  4. 予防効果:行わない場合に比べて40〜60%抑制されるとの報告があります。
  5. 利点:予防効果が高く安価で集団で行いやすい方法です。
  6. 欠点:洗口に使う薬剤の入手が制限されます。

フッ素洗口の実際

写真:4

1.フッ化ナトリウム溶液を作ります。

週1回法では0.2%(小中学生向け)週5回法では0.05%(幼稚園・保育園向け)のフッ化ナトリウム溶液を作ります。

写真:5

2.分注ビンに入れます。

写真:6

3.一人一回分は約7〜10ccです。

1分間洗口し、吐き出します。 洗口したあとは30分間うがいをしたり食べたり しないようにします。

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